初面談、車には乗るな1

ころたん初面談の話。

3往復のメールで面談（ネット婚活界ではデートを”面談”と呼ぶそうです）することになった相手は36才、3つ上のサッパリ顔の男子。だいたいさ、ネットで出会うってことはですよ、男女ともある程度顔で足切りしてる訳ですよね？会ったことない人たちの中から会いたい人を選ぶってことは、そこありきですよね？？これ、自分に言い聞かせないと、顔で足切りしてる自分に罪悪感を感じてしようがなくなりますよ。

いよいよ来たか、初面談のときが。相手が変質者だったら殺されるかもしれない、という不安は全然ぬぐえない。だって、うわべだけの薄ーいメール交換を3回しただけですよ。しかも相手の文面からは軽くて浅ーいお人柄が表れてましたし。私はよく人から「ころたんはバカな男とは付き合えないでしょ？」と言われるのですが、「いやいや、そんなことないっす、そんなこと言える身分でもございませんし！」と思ってました。でも今回、見知らぬ人とのメールを通して「文面から推測するにちょっとバカそうだな」と少し気が引けたのも事実。人の言うことは案外正しい。しかし、だからと言って連絡を絶つ私では（今は）ない、チャンスはすべからく掴むべし！バカでも初対面が怖くても会うのだ！！

会うことが決まると、彼からmatch.com上のメールに携帯のアドレスが送られてきまして、そこからは携帯メールでのやりとりに移行。ちょっと離れたとこに住んでるから車で来るという彼。それは全然構わないんだけど、提案してきた場所が車がないと行けないような場所。ちょちょ、待って待って！私は車じゃないのよ？やんわり車じゃないということを伝えてもなーんか車でしか行けないような場所ばかり提案してくる。怖い！怖すぎる！車に乗せられて山奥に連れてかれて殺される！！そんな不安が頭を駆け巡り、「ネット婚活　車」とか検索してみる。すると「車には乗るな！」と書いてある。でしょ！？怖いよね、そりゃ怖い！小さいときから言われてますもん「知らない人の車には乗るな」って。絶対に乗らないぞ！

そう心に決めて、私から別の場所を提案。駐車スペースのある、街中のお店を食べログ様で検索。見つけた！お店に電話し、1台分しかない駐車場も押さえ、パーフェクトな状態にしてから「ここどう？駐車場もあるし、ここでよければ現地集合で」と彼にメール。すぐにOKしてくれるだろうと思ったのですが、「初対面で店内集合は不安だから、お店の前でいい？」とか逆に怖じ気づいてくる彼。私の用意周到さが逆に男子を怖がらせている様子（よくあります！）。最後まで怖じ気づいていた彼は、結局私が指定したお店の近くの別の店を予約し、そこで面談という運びになりました。私が怖がるのと同じくらい、彼も何かに怯えていたのでしょう。

さて、面談の日。仕事帰りに待ち合わせ場所に向かう私。緊張して引き返したくなる衝動を何とか押さえ、マルタイ発見（マルタイの意味が分からない人は”マルタイとは”で検索してみよう）！プロフィール写真の方がいいけど、本人であることは分かる。詐欺ってほどの違いはない。彼は慣れてる様子で最初からカジュアルな接し方。で居酒屋へ。個室が狭すぎて密接。特に本名も名乗らないまま乾杯へと進むのでありました…。

続きはまた追って！