アラサーOL、上から婚活

ころたん&ちよちゃん初めてのネット婚活

婚活パーティー「エクシオ〜30代限定編〜後半」

「エクシオ〜30代限定編〜」の続き。

 

2回目の参加ともなりますと、プロフィールカードの書き方も慣れたものです。「カップルになったら行きたい場所」、「趣味・特技」、「好きな食べ物」なんかをイラストで描くスペースがあるのですが、昨日の無計画で不細工な仕上がりな絵への反省を活かし、抜群の構図でそれぞれ「カフェ」、「映画鑑賞」、「桃」の絵を描きあげることに成功しました。

 

その甲斐あって、ほぼ全員の男性から絵を褒められました。それがプラスになるか否かは謎ですが、少なくとも会話のとっかかりにはなります。あと自尊心が満たされます。アラサーバリキャリ女子にとって、自尊心が満たされるということはとても意味があります。この自尊心が恋愛においては邪魔になるのですが…。

 

プロフィールカードについて言うと、他の面でも昨日より進化しておりまして「行きつけのお店」という欄に面白い名前のお店を書いておいたら、これまた男性陣食いつきがよかったです。自分のためにも相手のためにも、プロフィールカードの時点で会話のとっかかりをいくつも作っておいた方がよいです。奇をてらう必要は全くありませんが、趣味だったら1個じゃなく、趣味と呼べるシロモノじゃないとしても3〜4個書いておくとか、その程度のことで会話の幅は随分違うと思います。逆に奇をてらった場合、下手うつと変人扱いされると思いますのでお気をつけて。

 

というわけで人生2度目の婚活パーティーがスタート!

 

とは言え、最初の相手は昨日もパーティーで会った男性ですので、「昨日成立しなかったものが今日成立する訳がない」というお互いの暗黙の了解により、9分間彼の婚活話を聞きました。とても面白かったです。よい緊張緩和材となりましてベルがチン!選手交代。

 

昨日は一回話して一回休みという程よいペースで進んでいたのですが、今日は男女の割合がほぼ同じなので待ったなしでゲームは進んで行きます。メモなんかとれやしないよ。

 

やってきた2人目は32才のインターネット工事に携わる男性。無口でプロフィールカードも空欄ばかりの人でしたが、私がプロフィールカードに描いた絵と行きつけの店の話でだいぶ持ちました。こういう人との9分は長いです。更にコイツ、私の目の前でメモをとっていました。男性も女性もそれはやめた方がいいですよ、採用の面接官じゃないんだから。いいことを書いてくれていたとしても気分を害します。メモはスマートに。

 

3人目は36才男性。カードを交換した途端絵を褒めてきました。「何か絵に携わってるんですか?」と更に会話を発展させてきた、できる奴だ。更にはカフェの絵から酒量の話に展開し、最後には「是非一緒に飲みに行きましょう」と鮮やかに誘い文句を残して去ってゆきました。上級者だ。

 

4人目は39才の自転車フリーク。iPhoneで撮った写真を見せたりして楽しく会話をしました。ディズニー映画の話をしたような気がします。

 

5人目は37才設計士。開催地から車で2時間はかかると思われる地域から来てる人でした。話はやっぱり弾みましたし、楽しかったです。

 

6人目は37才で、年収1500万というのがひと際目を引く男性。年収の高さがそうさせているのか(悪い意味ではなく)自信いっぱいな感じでした。でも小太りで服はスウェット上下でした。私は年収よりも、外見にもう少し気を遣った方がよいと思います。年収に甘んじるな。

 

そしてラストは36才メガネ男子公務員。真面目なナリをしていて面白くなさそうな感じでしたが、9分も話してみるとテンションがちょうどよく、ざっくばらん(この単語生まれて初めて使いました)で気楽でした。メガネ男子も結構好きなので「もう少し話してみたいかな」と思い、最終投票カードには彼の番号を思い切って書いてみました。昨日は白紙で提出していますから、これは私にとって大きな進歩です。こうやって人は進化していくのです。

 

しかしながら敢えなくカップル不成立。昨日は何も書かなかったから何も思わなかったけど、番号書いて不成立だとちょっとフラれた感があるものなんですね。今回は一組成立。年収1500万小太りスウェット男性が成立していましたので、「所詮世の中は金か…」という思いがよぎりました。

 

今回思ったのは、私は誰とでもある程度以上楽しく会話を続けることができるということ。しかし残念なことに、楽しく会話はできても、「いいな」と思えたのは昨日から通算17人の内公務員の彼だけ。「もうちょっと話したいな」なんて人にはなかなかお目にかかれません。それは男性側も同じことで、楽しく会話をできたからと言ってそれを基準に女子を選定する訳ではきっとない。

 

ずっと気味が悪くて毛嫌いしていた婚活パーティーに、勢いだけで2日連続参戦してみましたが、色んな人を一気に見れて面白いので、今後も参加しながら洞察を続けてゆきたいと思います。思ったより普通の人ばかりですし。

 

いやまさか自分の人生でこんなパーティーに行く日が来ようとは、20代の私は知る由もないのであった。

 

ころ