アラサーOL、上から婚活

ころたん&ちよちゃん初めてのネット婚活

女の市場価値とブックオフの査定額

ブックオフに本を売りに行きました。
全部で16点、買取額合計445円(いつもながら安っ)。
1冊あたりの買取額は0円から170円まで。本の種類は文庫もハードもあり、内容も婚活モノはもちろん、ビジネス、文芸と様々なものを売りました。

そこでふと思ったんです。
ブックオフの査定額と女の市場価値には、何らかの相関関係があるのではないかと。婚活のヒントが隠れているのではないかと。

同カテゴリー商品(本なら本、服なら服)を複数同時に売った経験のある方なら覚えがあるかと思うのですが、自分が思っている価値、あるいは手に入れた当時の価値と、先方が提示してくる買取額との厳然たる格差たるや!
「あれ、これ高かったんだけど…」とか「え、これそんなに価値ある?」とかポジティブにもネガティヴにも格差が存在しますよね。

結婚市場における女性を「本」、男を「ブックオフ」になぞらえると、私がなぜ結婚できないのかが何となく上手に納得できました。(上手にというのは自分を傷つけずに、という意味です。)

今日持っていった本の中で最高額を獲得したのは「カツ婚!愛で勝つ!篇2」という、売るのも気恥ずかしい婚活漫画でした。ちなみに他にも「次の誕生日までに結婚する!方法」とか「恋する女性に絶対読んでほしい 男が手放さない女になる方法」とか、超ド級で恥ずかしいタイトルの本を売りましたので、ブックオフのスタッフが女性であったことに心から感謝する次第です。

2年前の直木賞作品は20円(ハードカバー)、そして「カツ婚!」の1巻は2巻の買取額の17分の1である10円でした。

悲しいことに、中古本市場も結婚市場も新しい(若い)ものが優勢というのは考察するまでもなく明らかですね。

最低額は0円の文庫本ですが、傷がいっていたのでこれはまあよしとして、5円が5冊。この中には上記の恥ずかしいタイトルの婚活本2冊も含まれますが、その他自己啓発的ビジネス本、ハードカバーのノンフィクションものなど、「カツ婚!」と同時期かそれ以降の出版かつ販売価格も「カツ婚!」より高いものがありました。別に新しくもない文庫本は一律30円。

うーん、基準がよく分からない。ということでググッてみました、ブックオフの査定基準。(http://matome.naver.jp/m/odai/2139502080189089901

そしたら「中身は考慮されてないに等しく、見た目の綺麗さと、出版から3カ月以内かどうか」だけが基準らしい!何ということ!ブックオフたら男そのもの!!

査定額を少しでもあげるために本を綺麗にする、という記述もありました。これが女性でいうところのメイクやファッション、エステなどにあたるのでしょうね。

というわけで、中身がどんなによくても結婚できない人はできませんよ、あなた(私含む)が結婚してないからと言って性格に致命的欠陥がある訳じゃないですよ〜という慰めのつもりで書きました。

本は5円でもホイホイ売るけど私は決して安売りなんぞしない!ことをここに高らかに宣言します。安売りするくらいなら本棚に一生しまっておくさ!

ころ